【読書記録】さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0
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まとめ
上位5つの資質の説明
目標志向
特徴
- 「私はどこに向かっているのか」と自問する
- 毎年、毎月、毎週でさえ、目標を設定する
- 特定の行動が目標へ近づくために役に立つかどうかを本能的に評価し、役に立たない行動を無視する
- 役割が明確で、主導権を握れる仕事を行うときに、最高の力を発揮する
- 期限と責務を重視する
- 議題や予定がはっきりしていない会議が苦手
- 人に気を配るよりも、自分の仕事を終えることの方が、優先順位が高い
行動アイデア
- 目標を設定するときは、スケジュールを定めて進捗状況を確認できるようにする
- 会議の終わりに決定事項を概観し、実行時期や次回の会議日時などを決める役割を担う
- 回り道に発見や喜びがあることを認識する
- 仕事以外の私生活でも目標を設定する
- 自分の願望を買いとめるための時間を作り、それらを頻繁に見返す
- 職場で中長期的な目標と短期的な目標を必ず上司に伝える
未来志向
特徴
- 未来に何が出来るかというビジョンを心に抱き続ける夢想家
- ガイドやコーチになる素質が備わっているかもしれない
行動アイデア
- 未来について考える時間をとり、具体的なアイデアを構想する
- 「未来志向」の資質が高い人を見つけ、将来像について議論する時間をとる
- 「活発性」の資質が高い人とパートナーを組む
- ビジョンを人に説明するときには、具体例を交えて説明する
- 言葉で理想を語るだけではなく、それが現実的であることを論理的に裏付ける準備をする
- 知識を得るために技術や科学に関する記事を読み、想像力の糧とする
最上志向
特徴
- 平均ではなく、優秀であることが基準
- 平均以上の何かを最高のものに高めることに胸が躍る
- 平均以下の何かを平均より少し上に引き上げることには、まったく意味を見出さない
- 自分の強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選ぶ
- 自身の強みを発見し、それを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれる
- 弱点を克服させようとする人を避ける傾向にある
- 自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくない
- 持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考える
- 他の人の強みに着目し、彼らの優秀な能力に気づかせる
- 壊れたものを修正することには関心がない
- 弱点に着目されすぎると、不満を募らせる
行動アイデア
- 人の成功を助ける職務を探す
- パフォーマンスを測る方法を考える
- 一番の才能を見つけたら、それに重点的に取り組む
- 一番の才能を仕事以外でも使う計画を立てる
- トラブルシューティングや問題解決が得意な「回復志向」のパートナーを探す
- 自己満足だと思われないように、弱点を克服するよりも長所を伸ばすことに時間をかける理由を、他の人に説明する
- 長期的な人間関係と目標に焦点を定め続ける
- パートナーを見つける、弱点が影響しない仕組みを作る、長所で短所をカバーするなど、弱点を最小化する方法を考える
調和性
特徴
- 衝突や摩擦から得るものはないという考えを持つ
- 争いを最小限にしようとする
- 異なる意見の中で共通部分を見出そうとする
- すべての人に話す機会を与えることで調和を図ろうとする
- 優秀な専門家が入ってきたらすぐに席を譲る
- 対立状態では本来の力を発揮できない
- 膠着状態にある議論を打開しようとする
行動アイデア
- 違う視点を持つ人たちとの交流の輪を広げる
- 競争的な環境は避ける
- 対立せずに軋轢を解決する技術を磨く
- 「指令性」や「活発性」の資質の高い人とパートナーを組む
- 感情的な議論は避ける
指令性
特徴
- 主導権を握る
- 自分の考えを他人に主張することに抵抗を感じない
- 対立は解決策を見つけるための第一歩であると考える
- 真実を曲げることが出来ない
行動アイデア
- 隠し事の無い人として評価されるように努める
- 人の意見を聞く
- 「社交性」や「共感性」の資質が高い人とパートナーを組む
- 説得力のある話し方を練習する
- 人を説得する職務を探す
- 素直さが相手を怖がらせてしまう可能性があることを認識する