VSCodeの設定
Contents
設定ファイル
.vscodeリポジトリに現時点で使用している settings.json
と keybindings.json
を置いているので、良ければ参考にしてください。
設定ファイルの優先度
- VSCodeの設定は、Workspace > User の順番で優先される (
Ctrl + ,
で各設定を確認可能)- Workspace設定
- ファイルの保存場所は
./vscode/
配下 - プロジェクトで共有/推奨したい設定を記載
- ファイルの保存場所は
- User設定
- ファイルの保存場所は
%APPDATA%/code/User/
or%APPDATA%/cursor/User/
配下 - ユーザーごとに好みの設定を記載
- ファイルの保存場所は
- Workspace設定
設定ファイルの種類と役割
- settings.json
- 役割:エディタの外観、動作、拡張機能の設定などをカスタマイズ
%APPDATA%/code/User/
or%APPDATA%/cursor/User/
配下に記述することで、User設定を変更可能
→ VSCodeのDefault設定から変更したい項目を指定./vscode/
配下にアップすることで、プロジェクト内のみで一時的に適用する設定を指定可能
→ 全プロジェクトで共通の設定をUser設定、プロジェクト単位で使い分けたい設定をWorkspace設定とする- 書き方は以下の通り
{ "editor.fontSize": 14, "editor.tabSize": 4, "workbench.colorTheme": "Default Dark+", "files.autoSave": "onFocusChange" }
- keybindings.json
- 役割:既存のキーバインディングを変更したり、新しいショートカットを追加
%APPDATA%/code/User/
or%APPDATA%/cursor/User/
配下に記述することで、User設定を変更可能
→ VSCodeのDefault設定から変更したい項目を指定./vscode/
配下にアップすることで、プロジェクト内のみで一時的に適用する設定を指定可能
→ 全プロジェクトで共通の設定をUser設定、プロジェクト単位で使い分けたい設定をWorkspace設定とする- 書き方は以下の通り (配列の中に個々のキーバインディングオブジェクトを記述)
[ { "key": "ctrl+shift+n", "command": "workbench.action.files.newUntitledFile" }, { "key": "ctrl+b", "command": "workbench.action.toggleSidebarVisibility" } ]
- extensions.json
- 役割:プロジェクトに特定の拡張機能を推奨
- 通常はワークスペース配下でのみ使用
- 書き方は以下の通り (配列の中に拡張機能のIDを記載)
{ // Prettier と ESLint を推奨 "recommendations": [ "esbenp.prettier-vscode", "dbaeumer.vscode-eslint" ] }
- launch.json
- 役割:プロジェクトの実行やデバッグに使用する設定を記述
- 通常はワークスペース配下でのみ使用
- 書き方は以下の通り
// node.js の構成定義 { "version": "0.2.0", "configurations": [ { "name": "Launch Program", "type": "node", "request": "launch", "program": "${workspaceFolder}/app.js", "outFiles": ["${workspaceFolder}/dist/**/*.js"] } ] }
- devcontainer.json
- 役割:開発環境をコンテナ内でセットアップするための設定を記述
- 通常はワークスペース配下でのみ使用
- 書き方は以下の通り
{ "name": "Node.js & TypeScript", // コンテナのビルド設定 "build": { "dockerfile": "Dockerfile", "context": ".." }, "settings": { "terminal.integrated.shell.linux": "/bin/bash" }, "extensions": [ "dbaeumer.vscode-eslint", "esbenp.prettier-vscode" ], // コンテナ作成後のコマンド "postCreateCommand": "npm install" }
拡張機能の管理方法
Powershell | スクリプトによる管理
code --list-extensions | % { "code --install-extension $_" } >> install_extensions.ps1
を実行し、インストール済みの拡張機能をインストールコマンド付きで列挙- 生成された install_extensions.ps1 を適宜更新することで、拡張機能を管理し、必要な拡張機能をインストール
VSC Export & Import | 拡張機能を用いた管理
Ctrl + Shift + P
でコマンドパレットを開き、VSC Extensions
と入力Export
を選択し、vsc-extensions.txt がカレントディレクトリに生成されることを確認- vsc-extensions.txt を適宜更新することで、拡張機能を管理
Ctrl + Shift + P
でコマンドパレットを開き、VSC Extensions
と入力Import
を選択し、必要な拡張機能をインストール